プラスチック資源循環促進法
今年4月から施行された「プラスチック資源循環促進法」をご存じですか。プラスチックという素材に焦点をあて、プラスチック製品の設計・製造から廃棄物の処理に至るまでのライフサイクル全体を通じたプラスチック資源循環(3R+Renewable(再生可能資源への代替))の促進を図ることを目的とされています。
具体的には、
■3R:Reduce(リデュース)= ごみの発生を減らす
Reuse(リユース)= 繰り返し使う
Recycle(リサイクル)= 資源として再び利用すること
■Renewable(リニューアブル)=再生可能資源に替える
プラスチックは、えらんで、減らして、リサイクル!
プラスチックの資源循環は、プラスチックのライフサイクル全体において関わりがある、全ての事業者、自治体、消費者の皆様による様々な取組により実現します。プラスチックの3R+Renewable(再生プラスチック・再生可能資源等)の取組は、既に増えてきていますが、この法律により、プラスチックのライフサイクル全体で3R+Renewableに取り組みやすい環境を整えることで、プラスチックの資源循環が更に加速化することを支援していきます。私たちはどのような世の中に変わっていくかを理解していき、ぜひ日々の生活の中で、「プラスチックは、えらんで、減らして、リサイクル」に、積極的に協力していきましょう!
市区町村によるプラスチックの分別収集・リサイクル
ご家庭から出るプラスチックごみについては、お住まいの自治体の分別ルールに従って、分別・回収・リサイクルに協力しましょう!
プラスチックごみを減らすために大切なことは、ごみの分別を徹底し、できるかぎり資源化することです。 現在、多くの自治体では容器包装リサイクル法に基づき、いらなくなったプラスチック製容器包装を資源として分別・回収・リサイクルしています。
この制度では、これに加えて、これまで燃えるごみ等として処理されてきた、いらなくなったプラスチック製品についても、自治体で効率的な分別・回収・リサイクルを進める仕組みを設けています。
(福岡市の場合)
今後、プラスチック製品の分別・回収・リサイクルが開始される際には、お住まいの自治体の分別ルールが変更されることとなりますので、各自治体の分別ルールをよく確認して、分別するようにしましょう!
プラスチックを分別して資源として回収することで、プラスチックが新たな製品として生まれ変わり、大幅なごみの削減につながります。
積極的な分別・回収・リサイクルに協力しましょう!
(出典:リバー株式会社・環境省・福岡市)